更年期障害には入浴が効果的なの?

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更年期障害への入浴の効果性について

更年期障害に入浴が良いという話がありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

 

入浴と言っても、シャワーだけで済ませる方もいらっしゃるかと思いますが、それだけだと不十分かも知れません。

 

実は、更年期障害の症状を和らげるためには、バスタブに浸かる入浴がおすすめなのです。

 

今回は、更年期障害と入浴との関係性についてお伝えします。

更年期障害に入浴が効果的な理由は?

では、更年期障害に対する入浴の効果についてふれて見ましょう。

 

入浴の目的は、「体の汚れを落とす」「気分のリフレッシュ」「リラクゼーション」などですよね。

 

その中で、体の汚れを落とす・気分のリフレッシュならば、シャワー浴だけでも充分かもしれません。

 

しかし、更年期障害の症状を和らげるためには、リラクゼーションの要素を取り入れたバスタブに浸かるという入浴がおすすめなのです。

 

なぜでしょうか?

 

更年期障害は卵巣機能の低下から自律神経が乱れ、心身に様々な不調が起こっている状態です。

 

そんな中で、バスタブに浸かる入浴は、乱れた自律神経を整える効果があるからです。

 

更年期障害に対する入浴の効果

 

温熱作用

 

ぬるめの温度で入浴すると、体が温まることで全身の血流が良くなり、筋肉の緊張が和らぎます。

 

緊張がほぐれると副交感神経の働きが優位になり、更年期障害のイライラや倦怠感を和らげることが出来ます。

 

また、全身の汗腺が鍛えられて全身から汗が出やすくなり、更年期障害で額や顔などの部分的な発汗を防げるでしょう。

 

水圧作用

 

バスタブに浸かることで水圧がかかり、血液やリンパの流れが良くなります。

 

これにより、更年期障害のむくみが改善できる効果があります。

 

浮力作用

 

バスタブに浸かると、水の浮力で体重が軽くなります。

 

腕や体の重みを支えている肩や背骨の負担が軽くなり、緊張がほぐれて副交感神経を優位にすることが出来ます。

 

入眠作用

 

入浴により体温が上がり、布団に入ってから徐々に体温が下がることで、入眠しやすくなります。

 

また、スムーズに入眠することで質の良い睡眠になり、更年期障害のイライラや倦怠感を改善できます。

更年期障害の症状を和らげる入浴の仕方とポイント

更年期障害の症状を和らげるためには、入浴の温度や時間が大切です。

 

更年期障害の症状を和らげる入浴の仕方

 

ぬるめの温度で入浴する

 

バスタブのお湯の温度は、39〜41℃のぬるめの温度で入るようにしましょう。

 

10分程度浸かる

 

バスタブには、10分程度浸かりましょう。

 

疲れがひどい時や、医師から入浴の注意を受けている場合は、無理のないようにしましょう。

 

のぼせてしまう場合は、湯の温度をぬるくするか、換気しながら浸かると良いでしょう。

 

さらにリラックス要素をプラス

 

入浴剤や、アロマテラピーで好きな香りをプラスすると、更年期障害に効果的ですよ。

 

バスタブに浸かりながら音楽を聴いたり、ツボ押しをしてもよいでしょう。

 

バスタブに浸かる入浴は、自律神経を整えて更年期障害の症状を和らげます。

 

湯の温度をぬるめにして、10分程度は浸かっていましょう。

 

入浴タイムでリラクゼーションにして、更年期障害を乗り切りましょう。

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