更年期障害は筋肉痛が治りにくい?

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更年期障害は筋肉痛が治りにくくなるの?

更年期近くになって来ると、運動するのも億劫に感じる方は多いですね。

 

ところで、更年期に入って激しい運動などしていないのに筋肉痛が治りにくい、という方はいいらっしゃいませんか?

 

それは、もしかすると、更年期障害による筋肉痛かもしれません。

 

今回は、更年期障害と筋肉痛との関係性についてお伝えします。

更年期障害で筋肉痛になる原因は?

さて、更年期障害によって筋肉痛が治りにくいという原因は何でしょうか?

 

更年期障害は、卵巣機能の低下により、エストロゲンという女性ホルモンが減少することで起こります。

 

エストロゲンには、卵巣内の卵胞を成熟させる働きがありますが、他にもいろいろな働きをしています。

 

その一つに「血管の拡張作用」「動脈硬化を抑制する働き」があります。

 

筋肉痛の原因は、以前は、筋肉の中に乳酸が留まるためと考えられていました。

 

しかし、現在では「筋肉の繊維が傷つくことによって起こる」と考えられています。

 

運動や作業で筋肉が傷つくと、筋肉の中に毛細血管が伸びて修復します。

 

更年期障害でエストロゲンが減少すると、筋肉の中の毛細血管が伸びにくくなったり、血管の拡がりが悪く、血行不良になったりします。

 

そのため、筋肉の修復に時間がかかるようになり、筋肉痛の時間が長引くと考えられます。

更年期障害による筋肉痛への対策はどうしたらイイ?

更年期障害による筋肉痛を予防・対策するには、筋肉の血行を良くするようにしょう。

 

更年期障害の筋肉痛の対策

 

温める

 

更年期障害で筋肉痛のある場合は、温めて血行をよくしましょう。

 

マッサージやぬるめのお風呂にゆっくりと浸かることもよいでしょう。

 

鎮痛剤や湿布剤を使う

 

痛みがひどく辛い場合は、鎮痛剤を飲んだり湿布剤を貼ってもよいでしょう。

 

湿布剤には、冷感タイプと温感タイプがあります。

 

自分が気持ちよいと感じるほうでいいのですが、更年期障害の筋肉痛には温感タイプがおすすめです。

 

温感タイプには唐辛子の成分などが含まれていて、血行をよくする作用もあります。

 

温感タイプの湿布は、はがして30分以上時間をおいてから入浴しましょう。

 

唐辛子の成分が皮膚に残っていると、入浴時に痛みとして感じる場合があります。

 

ストレッチや軽い運動

 

普段からストレッチや軽い運動をしていると、筋肉の中の毛細血管が発達して筋肉の修復がスムーズになります。

 

ストレッチでは、普段使わない筋肉も動かすようにすると、更年期障害の筋肉痛を予防できるでしょう。

 

更年期障害では、エストロゲンの減少により筋肉の修復が遅れて筋肉痛を起こしやすくなります。

 

更年期障害の筋肉痛の対策は、痛む部位を温めたり普段からストレッチや軽い運動をすることでしょう。

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