更年期障害に豆乳はおすすめ!
更年期障害の症状が気になるという方に、ぜひおススメしたい飲料に、豆乳があります。
豆乳などの大豆製品には、女性ホルモンと似た成分が含まれていて、更年期障害に効果的と考えられます。
大豆製品は、日本人にとってはとても馴染み深いものなので、うれしいですね。
今回は、更年期障害に対する豆乳の効果性についてお伝えします。
更年期障害に豆乳が効果的と言われる真相
更年期障害は、卵巣機能の低下により、脳の視床下部が働き過ぎて自律神経が乱れている状態です。
自律神経が乱れると、心身に不調が現れて日常生活が困難になる場合もあります。
豆乳などの大豆製品には、大豆イソフラボンという物質が含まれています。
最近は、メディアなどでも紹介されて、とても有名になりましたね。
大豆イソフラボンは、「大豆イソフラボンアグリコン」と「糖」が結合した状態で食品に含まれています。
「大豆イソフラボンアグリコン」は、女性ホルモンと化学構造が似ているため、女性ホルモンと同じような働きをすると考えられています。
更年期障害では女性ホルモンが減少しているので、豆乳などの大豆製品を食べることで女性ホルモンを補うことが出来ると考えられます。
更年期障害に効果的な豆乳の飲み方と注意点
更年期障害の症状を和らげると考えられる豆乳や大豆製品は、1日にどのくらいの量を摂ればよいのでしょうか?
厚生労働省では、「大豆イソフラボンアグリコン」として64〜76mgを上限の目安量としています。
これは、大豆イソフラボンのサプリメントや強化食品の販売を受けて提示されました。
豆乳や大豆製品だけであれば、上限の目安量を気にする必要はありません。
しかし、サプリメントなどで大量にしかも継続的に大豆イソフラボンアグリコンを摂取すると、健康障害が起こる可能性があるためです。
更年期障害に効果的な大豆イソフラボンアグリコンの含有量
- 豆乳100g・・・・・・約24.8mg
- 豆腐100g・・・・・・約20.3mg
- 納豆 45g・・・・・・約33mg
- 凍り豆腐1個・・・約17.7mg
この他にも味噌や油揚げなど、大豆製品には大豆イソフラボンアグリコンが含まれています。
更年期障害の症状を和らげるためには、和食や定食スタイルの食事が多い場合は豆乳を1日1杯(200ml)程度飲みましょう。
大豆製品をあまり食べない場合は、豆乳を1日に2杯程度飲むとよいでしょう。
いくら更年期障害に効果があると言っても、毎日豆乳を多量に飲むとカロリーオーバーになってしまうので、注意が必要です。
豆乳や大豆製品には、大豆イソフラボンアグリコンという女性ホルモンに似た働きをする物質が含まれています。
更年期障害の症状を和らげるためには、大豆製品を摂ることを心掛けて、不足する分を豆乳で補いましょう。
サプリメントや強化食品で補う場合は、1日の服用量を守りましょう。